毎年7~8月にかけて荷台にサボテンの実が沢山積まれて道行く人に売られるのを見かけます。エジプトではティーンショーキ、とげのあるイチジクと呼ばれる果物。旬と思われる期間は2週間ほどと短い、夏の味覚です。

荷台にサボテンの実を積んで売る青年

このサボテンの実は厚い皮にぼつぼつと黒い斑点があり、初めて食べた人は勇気があるな~と思う外観をしています。荷台には皮つきで山積みされていますが、皮にはとげがあるそうで手袋をした手でナイフを使い、皮をむいて渡してくれます。

サボテンの実
サボテンの実

今年は一個1~1.5エジプトポンド(1エジプトポンドは約6.5円)。中には平たい種がいっぱいあり噛むと小さな氷が入っているかのような食感で、味は梨のよう。種ごと食べます。エジプトではこの季節、マンゴ、すいか、ブドウ、イチジクなど果物が豊富にあり、サボテンの実を特に食べたいと思うわけでもないのですが、通りがかりについ買ってしまうのは日本で暑い日にかき氷を売っていたら食べたくなるのに似た衝動かもしれません。

皮を剥いたサボテンの実

実はこれまでに一度もこの実が生るサボテンをエジプトで見たことがないんです。売っている人にどこから採ってきたのか聞くと、アレキサンドリアへ行く途中の砂漠、アスユート(カイロの南400㎞のナイル川沿いの町)、など色々な答えが返ってきます。中にはカイロのダウンタウンだよって???

モロッコで見たサボテン

初めてサボテンに実が生っているのを見たのはモロッコへ旅行した時でした。本当にサボテンの実だったのだとやっと納得できたものです。カサブランカからマラケシュへ行く列車の車窓から見かけ、列車が停車した時にはエジプトと同じように皮を剥いて売りに来ました。サボテンを意図的に植えて育てているというよりは、垣根のように道端に生えているといった印象でした。気候からするとカイロで見かけても良さそうなものですが。

是非エジプトで実が生っているところを見てみたいものです。

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