エジプトのグルメはファーストフードにあり

エジプトの食文化の特徴は?と聞かれたら、料理は塩が利いていて味が濃く、スイーツは頭痛がするほど甘ったるい。これは1年の殆どが暑い気候のため、塩分補給のため、食料の保存のために必要だったのではないかと想像しています。エジプトはアフリカ、アジア、ヨーロッパと地続きであるだけに、どの料理も他の国の料理と似たところがあるのは仕方がないのかと思います。また珍味と言われるような食材も無いですね。そんな中で特徴のある料理というと、庶民が食べ続けて洗練されてきたファーストフード。それに大勢で食べることが好きなので、おもてなしの時に素材に手をかけて大勢で食べられる料理にしたもの。

またエジプト人は食が保守的です。庶民は食べなれたものしか口にしようとしないため、庶民向けには外食産業が流行らないのだと思います。外食産業を支えているのは中・上流階級の方たち。かれらは珍しいものを食べてみたいという欲求があります。が、結局流行るのはエジプト人向けにかなりモディファイされたもの。お寿司屋さんもありますが、なんだかなぁ、という味なり具材なりのお寿司になってしまうんです。生で食べられる魚が殆ど入手できないというのもありますが、例え入手できたとしてもエジプト人は食べないでしょう。やっぱり保守的なんだと思います。

こちらでは庶民の味として洗練されてきたファーストフード、おもてなしに欠かせない家庭料理、そしてエジプト人が大好きなスイーツをご紹介したいと思います。

エジプトの食文化を支えるファーストフード

サンドイッチの定番 ターメイヤ

おもてなしに欠かせない家庭料理

モロヘイヤスープ